Saturday, October 6, 2012

ニューヨーク・ブロンクス動物園

今年はニューヨーク・ブロンクス動物園に2回ほど行きました。いわゆるシティーの北側のすぐ上にある近距離なのですが、ニューヨークとボストンを結ぶ幹線道路のルート95は常に渋滞しているので、ここを避け北周りに迂回すると車で40分もかかります。動物園には駐車場つきのゲートが4つあり、アジアゲートが動物たちに一番近く便利なようです。しかし、私の住むニュージャーシーからは一番不便な 場所にあるので、ここはまだ利用したことがありません。最初に行ったとき、犀の大きな銅像が建っているZoo Centerの近くにFordham Road Gateからの駐車場があるのを見つけ、次回はここを利用することにしていました。不幸にも、この駐車場は4つの中で一番小さく、2回目には一杯になりゲートが閉められていて、最悪のBronx River Gateに廻されてしまいました。
この動物園の優れた特徴は、動物たちを檻の中ではなくて、広い野外で自由に歩かせている点です。動物たちは鉄格子ではなくて、溝や大きなガラスパネルの向こう側にいるし、孔雀は人達に混じって公園の中を自由に歩き回っています。できるだけ自然環境に中の自然な姿を見せようと努力しているようです。
 Wild Asia Monorail Rideは、絶対に逃してはならない素晴らしいアトラクションです。モノレールカーに乗って、Bronx Riverを越えて目の前に広がるアジアの原野で闊歩する野生の生命を楽しむのです。トラ、ゾウ、カバ、鹿などなど種々の動物が見られます。
Congo Gorilla Forestも実に魅力的な場所です。ここでは、ガラスパネル越しにゴリラ一家の生活が目前に展開します。ガラス越しの世界がぜんぜん見えないのか、ゴリラ達が一緒に戯れ遊ぶこともあります。動物たちの故郷との直接の繋がりもこの動物園のすぐれた特徴です。映画やパンフレットを通して、彼らの自然の生態を紹介し種保存のサポートを呼びかけています。

Wednesday, August 8, 2012

ニューヨークのレストランウイーク - 夏






恒例のNYレストラントウイークが始まり、この夏は季節の名物料理ソフトシェルクラブを提供する店と探していた。しかし、規定価格が参加の条件となっているので、高級レストランを選んだほうが良いとの娘由紀子の助言に従い、Water Clubを選んだ。あいにく昼食のテーブルを予約した日は雨だったので、バスと地下鉄を利用してレストランへは歩いていく予定を変更し、自動車で出かけた。この写真は車でレストランに近づいたときの画像である。

このWater Clubは、FDRドライブを運転しているとき、着飾った人たちが入っていくのをしばしば見ていたので、前から目をつけていた。開店の時間正午より15分前に着いたのだが、既に玄関ホールではかなりの数の人々が待っていた。昼食の時間まで二階で見物するようにとのメートルデーの言葉に従い、私たちは二階に上がった。二階の廊下から見る壁の装飾は古いボートハウスの雰囲気を漂わせていた。廊下の外側はオープンデッキになっていて、晴天ならここでも食事ができるのかもしれない。
二階見物の後、私達は下のバーで待機していた。これは玄関ホールに向かって撮った写真である。バーからメインダイニングへの入り口があり、私達は窓の横のテーブルに案内され、注文はもちろん$24の規定メニューである。料理を待つ間は、窓からのすばらしいイーストリバーの眺めを楽しんだ。高級レストラントらしく、料理は非常に洗練されていておいしく、サービスも最上級であった。 ここは客を失望させることのないレストランの1つである。 下の映像はデザートのときに撮ってもらったものである。

RESTAURANT WEEK
SUMMER 2012
Tuesday through Friday
July 17th - August 10th
LUNCH 24.07
APPETIZER
Spicy Tuna
    golden sticky rice balls
Goat Cheese Soufflé
   grilled onions, pomegranate molasses
Chilled Vine Ripe Tomato Soup
   basil crème fraiche, sea salt pretzel sticks
ENTREE
Berkshire BLT Sandwich
   sliced tomatoes, tender smoked pork belly, whipped avocado, toasted five grain bread
Carolina Shrimp & Grits
   grilled corn & cauliflower salad, spicy remoulade
Wild Mushroom & Swiss Chard Cannelloni
   san marzano tomatoes
DESSERT
Raspberry Parfait
   raspberries, crème fraiche gelato, berry tuile
Peach & Blueberry Crumble
   Brooklyn Ice Cream Factory vanilla
Toasted Coconut Flan
   passion fruit sorbet


Wednesday, August 1, 2012

フォートリーの歴史ツアー

先月、フォートリーの歴史ツアーに参加しました。 ご存知かもしれませんが、アメリカの映画製作はフォートリーで始まりしました。 今のフォートリーは高層マンション群のある静かな住宅の町ですが、1900年の初期には大きなアミューズメント施設や映画の撮影スタジオがあるにぎやかなビジネスエリアだったようです。

ガイド付きツアーに先立ち、映画の歴史を勉強するため、初期映画製作の特別展示がおこなわれているFort Lee Musiumを訪問しました。





Musiumでは、地元のアーティストでここのボランティアガイドもしているShiff さんの案内でフォートリー映画産業の歴史写真を見学しました。

Shiff さんは、自分のスタジオを "Nostaligic Art" と名付け、その作品は古いニュージャージー州を描いたものが中心のようです。作品に興味をお持ちの場合は、barryshiff@gmail.com で連絡することができます。





博物館では、1974 年まで営業していたAmusument公園の写真がありました。 こつ写真の背景に高層ビルが写っているので、まもなく終了する直前に撮影されたようです。今このサイトには4つの巨大な高層マンションが立っていて、賑やかな遊覧パークの痕跡はここに通じていた道路の名前だけです。この通りは今でも"Railroad Ave"と呼ばれています。
フォートリーの歴史学会が主催するこのツアーには、たくさんの人が参加していました。ツアーでは、かつて映画製作に関係のある建物が立っていた場所に立ち寄り、そこで説明を受けました。その後、映画産業はより良い気候を求め、映画の特許権を持っていた発明王エジソンの取立てを逃れて、ハリウッドに移りました。
ここは当時からの建物が残っている唯一の施設です。この建物はChampion のスタジオとしてMark Dintenfess が1910 年に立てました。彼は映画の先駆者の一人で、1912 年にUniversal の幹部として入社したため、この施設はUniversal のスタジオになりました。この古い建物は今もなお使用されていて内部の見学はできませんでしたが、映画製作はエジソンの追及を逃れて地下室で密かにおこなわれていたと、ツアーガイドが説明してくれました。