Wednesday, November 26, 2014

インターネットの壁

近年に見られるOLEDorganic light emitting diode)素材の進歩は、2030年代に加来博士の次の予言が実現する可能性が高いことを示しています。
コンピュータとインターネットは壁に映る立体像で見る(壁の上で家族会議)
柔軟で非常に薄い電子OLEDのシートがあらゆる場所で使われ、ラップトップも透明で畳むことができるシートになる。

 現在すでにOLEDは高級な携帯電話やウェヤラブル商品の画面に好んで使われています。また、55/65インチの大画面TVにも使われています。もちろんまだ高価ですが、15年から20年後にはOLEDの値段が現在の100分の1になることは十分考えられます。2030年代にはOLEDが壁紙に使われてインターネットの画面になり、手帳のようにポケットに入れる折りたたみ式コンピュータに使われるでしょう。

Tuesday, October 28, 2014

ロボットカー


次世代の車は、加来博士の次の2つの予測を実現するものといわれています。

コンピュータ予測14(~2030):ハイウェイでは、GPSと統合コンピュータで制御された自動運転となり停滞が発生しない。

エネルギー予測57((~2030):電気のバッテリーと水素燃料セルを使う車が普及する。

自動運転カーは、軍用車と乗用車用テストカーですでに実現されています。たとえば、201251日に、ラスベガス市のテストルートでネバダ州自動車部の検査官がグーグルの自動運転カーで22km14mi)のテストドライブを実行しています。この技術を実用化するためには、自動車産業は下請けを電気とIT産業に拡大する必要があります。また、政府は新たな規制体制を確立しなければなりません。困難化課題ですが、15年後までには達成可能と信じています。


水素燃料セルがガソリン内燃機関エンジンに取って代わるのは、自動運転よりも早く実現するでしょう。IT技術と規制体制への関与がないからです。たとえば、トヨタのFCHV(Fuel Cell Hybrid Vehicle)は、2002年から限定的に実用化されています。水素供給ステーションの設置が進む数年後には、本格的に実用化されるかもしれません。


これからの3主要自動車生産国、アメリカ、日本、ドイツ、間の競争は見ものでしょうね。日本は安全(安定性と品質)で他の2国より進んでいるかもしれませんが、ドイツは自動車電子部品(BoschContinental AG)で一番進んでいる可能性もあり、ITにいたってはアメリカが完全にリード(GoogleApple)しています。スマートで環境にやさしい次世代カーを目標に主要自動車メーカーの間で国境を越えた国際連携グループが形成されるかもしれません。日本の自動車産業は、電気電子製品進化の過程でかつての栄光を失った日本電気業界の二の前を踏まないことを願っています。

Wednesday, August 13, 2014

コンピュータの将来

 

私は加来博士の本を愛読しています。博士の科学的予測が将来の21世紀とその先まで案内してくれるからです。今回はコンピュータで何が起こるのか博士の予測を取り上げます。  

実際、博士の指摘どおり今日コンピュータはいたるところにあります。車を始めとして台所用品にいたるまで何らかのタイプをコンピュータを内臓しているのです。コンピュータそのものですが、今はスマフォに変わっています。特に若者はスマフォのみを使うといわれています(コンピュータには触れない)。私も、ついにスマフォの使い方を学び、非常に難しい一本指のテキスト入力を練習することになりました。

いまから15年後にコンピュータはどうなるのでしょうか?円錐型のレンズを眼鏡に付着させるか、チップとLEDをコンタクトレンスに埋め込んでコンピュータとインターネットが眼鏡やコンタクトレンズ上で見られるようになると博士は予想しています。GoogleGlassはその先駆となるものかも知れませんね。

 
コンピュータ予測1(~2030):眼鏡やコンタクトレンス上でコンピュータを使いインターネットを見る