Friday, July 29, 2016

仮想現実(VR)


加来博士の2025年予言 - 仮想現実(VR)


アバターになってコンピュータの仮想世界を歩き、ハプティクス・シミュレーションで感触を感じる。

2016年はVR(仮想現実)元年といわれています。今年の初めから眼鏡型ヘッドセットを使うVRゲームが数種類販売されています。Oculus Rift Sony PlayStation VRHTC Vive (3種とも連結タイプ)およびGoogle CardboardSamsung Gear VR LG 360 VR3種とも携帯タイプ)です。最近の技術進歩により装着すると別空間に早変わりする没入感は1)頭の動きに映像が追随;2)広い視野角100度の映像(人間の視野は110度だが周辺はぼやけているの);3)高解像度;4)低価格が実現されたためです。
 
実用的活用では、VRが店舗のレイアウト、家の設計、工業デザインなどに(ヘッドセット・ディスプレイとタッチセットの組み合わせで)利用されています。また、視覚を出発点に、現在VRは触覚の領域に延長されていてハプティック技術(圧力や振動を電気信号に変換して伝達)が活用されています。人間の感覚はCrossmodal(混合)なので、二つの感覚を組み合わせて臭覚や聴覚を感じさせることもできます。
VRと並んで、AR(拡張現実)技術もビジュアル芸術、建築業界、医療など多数の領域で利用されています。ARの普及には、
マイクロソフトがHoroLensプラットフォームを提供しており、
 
Googleも最新の携帯用Androidバージョン(Nougat)で実行できるTangoを発表しました。
 
 
 
 
現在世界中を熱狂に巻き込んでいるPokemon Goも簡易化された一種のARです。
 

加来博士の2025年予言 - 仮想現実(VR

現実の世界にコンピュータ画像の仮想現実が重ね合わされる。視野は360度になり、固形物を透過して見ることができる。
拡張現実(現実+仮想)が観光、教育、外科手術、ゲームなどあらゆる分野で使用される。
上に述べたVRの発展状況からみて、この予言は必ず実現すると思います。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Wednesday, November 26, 2014

インターネットの壁

近年に見られるOLEDorganic light emitting diode)素材の進歩は、2030年代に加来博士の次の予言が実現する可能性が高いことを示しています。
コンピュータとインターネットは壁に映る立体像で見る(壁の上で家族会議)
柔軟で非常に薄い電子OLEDのシートがあらゆる場所で使われ、ラップトップも透明で畳むことができるシートになる。

 現在すでにOLEDは高級な携帯電話やウェヤラブル商品の画面に好んで使われています。また、55/65インチの大画面TVにも使われています。もちろんまだ高価ですが、15年から20年後にはOLEDの値段が現在の100分の1になることは十分考えられます。2030年代にはOLEDが壁紙に使われてインターネットの画面になり、手帳のようにポケットに入れる折りたたみ式コンピュータに使われるでしょう。

Tuesday, October 28, 2014

ロボットカー


次世代の車は、加来博士の次の2つの予測を実現するものといわれています。

コンピュータ予測14(~2030):ハイウェイでは、GPSと統合コンピュータで制御された自動運転となり停滞が発生しない。

エネルギー予測57((~2030):電気のバッテリーと水素燃料セルを使う車が普及する。

自動運転カーは、軍用車と乗用車用テストカーですでに実現されています。たとえば、201251日に、ラスベガス市のテストルートでネバダ州自動車部の検査官がグーグルの自動運転カーで22km14mi)のテストドライブを実行しています。この技術を実用化するためには、自動車産業は下請けを電気とIT産業に拡大する必要があります。また、政府は新たな規制体制を確立しなければなりません。困難化課題ですが、15年後までには達成可能と信じています。


水素燃料セルがガソリン内燃機関エンジンに取って代わるのは、自動運転よりも早く実現するでしょう。IT技術と規制体制への関与がないからです。たとえば、トヨタのFCHV(Fuel Cell Hybrid Vehicle)は、2002年から限定的に実用化されています。水素供給ステーションの設置が進む数年後には、本格的に実用化されるかもしれません。


これからの3主要自動車生産国、アメリカ、日本、ドイツ、間の競争は見ものでしょうね。日本は安全(安定性と品質)で他の2国より進んでいるかもしれませんが、ドイツは自動車電子部品(BoschContinental AG)で一番進んでいる可能性もあり、ITにいたってはアメリカが完全にリード(GoogleApple)しています。スマートで環境にやさしい次世代カーを目標に主要自動車メーカーの間で国境を越えた国際連携グループが形成されるかもしれません。日本の自動車産業は、電気電子製品進化の過程でかつての栄光を失った日本電気業界の二の前を踏まないことを願っています。

Wednesday, August 13, 2014

コンピュータの将来

 

私は加来博士の本を愛読しています。博士の科学的予測が将来の21世紀とその先まで案内してくれるからです。今回はコンピュータで何が起こるのか博士の予測を取り上げます。  

実際、博士の指摘どおり今日コンピュータはいたるところにあります。車を始めとして台所用品にいたるまで何らかのタイプをコンピュータを内臓しているのです。コンピュータそのものですが、今はスマフォに変わっています。特に若者はスマフォのみを使うといわれています(コンピュータには触れない)。私も、ついにスマフォの使い方を学び、非常に難しい一本指のテキスト入力を練習することになりました。

いまから15年後にコンピュータはどうなるのでしょうか?円錐型のレンズを眼鏡に付着させるか、チップとLEDをコンタクトレンスに埋め込んでコンピュータとインターネットが眼鏡やコンタクトレンズ上で見られるようになると博士は予想しています。GoogleGlassはその先駆となるものかも知れませんね。

 
コンピュータ予測1(~2030):眼鏡やコンタクトレンス上でコンピュータを使いインターネットを見る


 

Wednesday, May 29, 2013

プラネット文明へ


Kaku博士によると、プラネット文明(地球規模の文明)の創造は人類の歴史の中で最大の移行であるとのことです。
 

 
 
現在はこの移行の最中なので、現代人は10万年前に出現した人類5000世代の中で最も重要な世代なのです。
 
 
物理学者は消費するエネルギーで人間の文明をランク付けします。第一の石器・狩猟時代は1/5馬力、第二の農耕時代は1馬力、第三の産業革命で蒸気エンジンにより数百馬力、第四の情報時代では莫大な馬力となります。
 
 
1964年にロシアの天文物理学者Kardashevは、消費するエネルギーの量に基づいて文明を3つのレベルに定義しました。タイプIは地球プラネットで得られるすべてのエネルギー、タイプIIは太陽が照射するすべてのエネルギー、タイプIIIはわれわれの銀河全体で得られるすべてのエネルギーです。このランク付けによると、現在の文明は全プラネットではなく(まだタイプゼロ)、タイプIに移行中であるといえます。 

Saturday, May 25, 2013

科学に魅惑されて

科学に魅惑されて

 
最近、評判の高い物理学者MIchio Kaku博士の本に感銘し、科学に大変な関心を持つようになりました。
 
彼の著作“Physics of the Impossible”は科学の本の中でベストセラーの一つで、この本に基づくテレビ番組シリーズ“Sci-Fi – Physics of the Impossible”は今もアマゾンから入手可能です。

 
2011年には“Physics of the Future”を出版し、21世紀中に科学がいかに進歩して世界を変えるかを予言しています。

 
2006年に出版された“Parallel World”も読み終えました。この本は、物理学から見た宇宙について私のようなしろとでも理解できるように解説しています。今は、この本の要約をわれわれ家族のプライベートウェブページに書き込み中です。前述の2冊の本の要約はすでに書き込み済みです。
 

 

 

 

Saturday, October 6, 2012

ニューヨーク・ブロンクス動物園

今年はニューヨーク・ブロンクス動物園に2回ほど行きました。いわゆるシティーの北側のすぐ上にある近距離なのですが、ニューヨークとボストンを結ぶ幹線道路のルート95は常に渋滞しているので、ここを避け北周りに迂回すると車で40分もかかります。動物園には駐車場つきのゲートが4つあり、アジアゲートが動物たちに一番近く便利なようです。しかし、私の住むニュージャーシーからは一番不便な 場所にあるので、ここはまだ利用したことがありません。最初に行ったとき、犀の大きな銅像が建っているZoo Centerの近くにFordham Road Gateからの駐車場があるのを見つけ、次回はここを利用することにしていました。不幸にも、この駐車場は4つの中で一番小さく、2回目には一杯になりゲートが閉められていて、最悪のBronx River Gateに廻されてしまいました。
この動物園の優れた特徴は、動物たちを檻の中ではなくて、広い野外で自由に歩かせている点です。動物たちは鉄格子ではなくて、溝や大きなガラスパネルの向こう側にいるし、孔雀は人達に混じって公園の中を自由に歩き回っています。できるだけ自然環境に中の自然な姿を見せようと努力しているようです。
 Wild Asia Monorail Rideは、絶対に逃してはならない素晴らしいアトラクションです。モノレールカーに乗って、Bronx Riverを越えて目の前に広がるアジアの原野で闊歩する野生の生命を楽しむのです。トラ、ゾウ、カバ、鹿などなど種々の動物が見られます。
Congo Gorilla Forestも実に魅力的な場所です。ここでは、ガラスパネル越しにゴリラ一家の生活が目前に展開します。ガラス越しの世界がぜんぜん見えないのか、ゴリラ達が一緒に戯れ遊ぶこともあります。動物たちの故郷との直接の繋がりもこの動物園のすぐれた特徴です。映画やパンフレットを通して、彼らの自然の生態を紹介し種保存のサポートを呼びかけています。